理事長のメッセージ
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よりよい治療パートナーシップのために

「患者さんの権利」については世界的には世界医師会をはじめさまざまな団体が宣言を出していますし、先進国ではヨーロッパ各国の法律やアメリカの州 法などでそれぞれに「患者さんの権利法」が制定されています。一方、日本には包括的な「患者の権利法」と呼べる法律は制定されていませんが、精神科の人権 の保護に関して精神保健福祉法が定められています。
牧和会では、法律としてではなく、理念に照らして、治療の場面でより良いパートナーシップを目指して「患者さんの権利、原則」と「患者さんへのお願い」を定めましたのでお知らせします。

参考文献
世界医師会:患者の権利に関するリスボン宣言
世界医師会:医の倫理の国際綱領
世界保健機関のヨーロッパ地域事務所:ヨーロッパ患者の権利宣言
国内法:精神保健福祉法

患者さんの権利、原則

  1. 良質の医療を受ける権利
    すべての人は、人としての尊厳をもって、適切な医療を受ける権利があると考えます。
  2. 選択の自由の権利
    民間、公的部門を問わず、病院、あるいは診療所などの医療サービスを自由に選択し、その意見を求めたり、または変更する権利があると考えます。
  3. 自己決定の権利
    ご本人はご自分の治療について自由な決定を行う自己決定の権利があり、その決定のもたらす結果や意味について説明を受け、知る権利があると考えます。
  4. 個人情報に関する権利
    個人情報の取り扱いについては守秘が原則であると考えます。医療の専門職には法律で定められた守秘義務があります。そのほかの職員については法人 内の規定で定めています。ご自身の治療上の説明などは納得していただくことが大事だと考えています。そのために必要なことは遠慮なく申し付けてください。 また、個人情報の開示などについては「医療法人牧和会個人情報保護指針(プライバシーポリシー)」によって行います。
  5. 意思に反する処置
    意識がないか、あるいはご自分の意思を表わすことができない場合や法的能力が制限されている人に治療が必要な場合は、可能な限りご本人の意思を尊重したうえで、法律上の権限を有する代理人から、必ず、治療についての同意を得なければならないと考えます。
    その上で、精神保健福祉法の範囲内でご本人の意思に反して診断上の処置あるいは治療のために行動の制限などを行う場合がありえます。この場合は医の倫理の諸原則に基づいて必要最小限に行います。
  6. 宗教的支援
    信教は自由です。個人的な宗教的支援はご本人の希望の範囲で可能な限り保障します。
  7. その他
    疑問があるときは遠慮なく職員におたずねください。また、苦情も受け付けています。職員に申し付けてください。

患者さんへのお願い

  1. ご自分の健康に関する情報は、できるだけ正確に伝えてください。
  2. 病状につてい説明を受けても良く分からないことがあれば再度おたずねください。
  3. すべての患者さんが適切な医療を受けられるように、他の患者さんの迷惑になったり、治療に支障を与えないようお願いします。
  4. 患者さんに限らず、当院のスタッフまたは利用者に対して、看過できない暴力や示威行為もしくはさまざまなハラスメントがあった場合は外部有識者も含めて院内で対策を検討の上警察等の行政機関に通報し、関連する患者さんの治療をお断りする場合があります。